法政大学国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試を考えているのですが、どのように対策をすればいいでしょうか。
法政大学の推薦入試は、学部・学科ごとに様々な入試制度が用意されています。この記事ではその中でも、国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試の概要や対策ポイントをご紹介します。
※入試内容に関する情報は変更になる場合がありますので、必ず大学公式の入学試験要項を合わせてご確認ください。(参考:法政大学HP)
1. 法政大学国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試の内容
法政大学国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試は、以下の内容で行われます。
■法政大学 国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試の募集人員
10名
※専願(合格した場合は入学を確約できる者)
■法政大学 国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試の主な出願資格について
(1)3年1学期(前・後期制の場合は前期)までの調査書(既卒者は卒業後に発行された調査書)の全体の評定平均が 3.5 以上の者
※在学中に留学をした場合は、留学中の評価は算入しない。
(2)以下のいずれかに該当する者
① 規定スコア以上の語学検定スコアを持つ者。
TOEFL iBT72 点、TOEICRL&R+S&W1095、英検準1級、IELTS5.5、TEAP309点、TEAP CBT600点などを超えるスコア(※その他の言語もあり)
② 全国レベルのスピーチコンテストや弁論大会での入賞、あるいは都道府県大会で優勝するなどの高い社会的評価を受けた者。
③ さまざまなメディア(映像、音響、身体、活字など)による表現能力に特に優れ、全国レベルの大会・コンクールでの入賞、あるいは都道府県大会で優勝するなどの高い社会的評価を受けた者。
④ 国際社会に存在する諸事象、諸問題についてテーマを設定し、その具体的な研究成果(論文、作文など)が全国レベルにおける大会・コンクールでの入賞、あるいは都道府県大会で優勝するなどの高い社会的評価を受けた者。
⑤ 国際バカロレア資格証書を取得済み、または 2022年 3 月 31 日までに取得見込であり、DPカリキュラムのグループ3「個人と社会」で、上級レベル4点または標準レベル5点以上(入学時までにフルディプロマを取得していることが必要)。
⑥ 以下のa~dのいずれかに該当する者。
- 情報処理推進機構(IPA)による試験のうちいずれか1つの試験に合格した者(2016 年度制度改革前に合格した者も含む)。
- 「情報活用試験1級」、「情報システム試験の基本スキル、プログラミングスキル、システムデザインスキルのうち、いずれか 1 科目に合格」、「情報デザイン試験(初級、上級)」の者。
- 下記の検定において、いずれか2つ以上に該当する者。
- CG クリエイター検定 ベーシック、エキスパート(旧3級以上)
- Web デザイナー検定 ベーシック、エキスパート(旧3級以上)
- CG エンジニア検定 ベーシック、エキスパート(旧3級以上)
- 画像処理エンジニア検定 ベーシック、エキスパート(旧3級以上)
- マルチメディア検定 ベーシック、エキスパート(旧3級以上)
- NTTコミュニケーションズ(株)によるインターネット検定「.com Master ADVANCE」シングルスター、「.com Master ADVANCE」ダブルスター(旧「ドットコムマスター(.comMaster)」の「シングルスター(★)」「ダブルスター(★★)」「トリプルスター(★★★)」)のいずれか1つの試験に合格した者。
⑦ 下記のコンテストにおいて規定の成績を修めた者。
- 東京工業大学学術国際情報センターおよび大阪大学サイバーメディアセンターが共同主催する高校生のスーパーコンピューティングコンテストにおいて本選で入賞した者。
- 全国高等専門学校プログラミングコンテストにおいて優秀賞以上を獲得した者。
- U-22 プログラミング・コンテストにおいて入賞した者。
- 学生CGコンテストにおいて入選以上の者。
- ロボットコンテスト((一社)全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ主催)において全国大会入賞以上の者。
- ロボカップ(Robo Cup)全国大会において準優勝以上の者。
■法政大学 国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試の一次選考について
一次選考は、書類審査になります。
主な出願書類
- 入学志願書
- 調査書
- 志望理由書(自己推薦書)
志望理由書では、以下の2点について合計1600字以内で書くよう求められます。
SA希望先について興味を抱いたきっかけとその後の学習歴(約800字)
SA希望先の言語・文化について、入学後、何を、どのように学びたいか(約600字)
※「SA希望先」については、下の「対策ポイント」の箇所で説明しています。 - 出願資格の(2)を証明する以下のいずれかの資料
資格証明書、免状、賞状、出願者本人が執筆した論文、報道・記事などの原本、テレビ・ラジオの録画・録音
■法政大学 国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦入試の二次選考について
面接試験が実施されます。
面接は、志願者1名につき2名で行われ、途中英語で質問されることがあります。
2.法政大学国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦の対策ポイント
ここからは、そんな法政大学国際文化学部SA(スタディ・アブロード)自己推薦のポイントについてご紹介します。
「なぜその国に行きたいか」を明確にしよう
SA自己推薦は、ドイツ・フランス・スペイン・中国・朝鮮・ロシアのいずれかの文化に強い関心を持つ者を対象としており、出願時点で留学先を決定し、入学後の変更は認められないものとなっています(「SA希望先」)。よって、自分が学びたい国を1つに定めるために、その言語・文化について詳しくリサーチし、他の国との比較も行ったうえで、なぜその国に興味を持っているのかを具体的に説明できるようにしましょう。
フィールドワークや研究内容のリサーチを通じて、その国への専門性を深めよう
志望理由書に、自分自身がどのような経験を通じてその国に興味を持ったのか、その興味・関心からどんな行動を起こしてきたのかを盛り込み、面接でもどれを堂々と伝えられることがポイントです。書籍やインターネットといった「間接経験」だけでなく、やはり実際に現地出身の人と話したり、文化的行事に参加したり、現地に赴くなどの「直接経験」も重要です。
その上で、大学入学後、どのような研究を何のためにしたいのかや、留学中に深めたい内容を明確にしておきましょう。「自分は将来何をしたいから、そのためにどんな研究を法政大学や留学先でしたいのか」を語れることが重要です。「興味を持ったきっかけ・現在の興味関心・法政大学で学びたいこと・自分が将来取り組みたいこと」が一貫するように準備しておきましょう。
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