立教大学経営学部自由選抜入試の対策法をプロが伝授

立教大学経営学部自由選抜入試の対策法をプロが伝授

立教大学経営学部の自由選抜入試の受験を考えているのですが、どのように対策をすればいいでしょうか。

立教大学の自由選抜入試は、学部・学科ごとに様々な出願要件が用意されています。この記事ではその中でも、経営学部の自由選抜入試の概要や対策ポイントをご紹介します。

※以下の内容は、2022年度入試の情報を掲載しています。
入試内容に関する情報は変更になる場合がありますので、必ず大学公式の入学試験要項を合わせてご確認ください。

1. 経営学部自由選抜入試の内容

立教大学経営学部自由選抜入試は、「方式A」と「方式B」の2つに分かれています。方式Bについては、「国際バカロレア(IB)資格」を取得する必要がありますので、通常の教育過程にある人は、「方式A」での出願となります。

■定員について

  • 方式A・・・経営学科・国際経営学科合わせて、「資格」の種類ごとに定められています。
    資格Ⅰ:10名程度
    資格Ⅱ:10名程度
    資格Ⅲ:20名程度
    ※「資格」については、次の「出願資格について」をご覧ください。
  • 方式B・・・経営学科・国際経営学科いずれも若干名

■出願資格について

※出願資格の詳細については、必ず公式Webサイトを確認してください。

≪方式A≫

経営学科については、次の資格Ⅰ~Ⅲのいずれか、国際経営学科については資格Ⅲに該当すること。

  • 資格Ⅰ・・・次の条件a・bをどちらも満たす者
    条件a:高校在学中に、スポーツの分野において、国際大会または全国大会で優秀な成績を収めたこと。
    団体競技の場合は、優秀な成績を収めたチームで、レギュラーなどとして活躍したか、あるいは主将など指導的役割を果たしたこと。(※新型コロナウイルスの影響を考慮し、2020年4月以降の実績については都道府県レベルの大会でも可)
    条件b:各種英語検定試験のいずれかにおいて、一定以上のスコアを取得していること。
  • 資格Ⅱ・・・①次の条件a~dのいずれかに該当する者。
    条件a:高校在学中に、文化・芸術の分野(音楽、美術、ディベートなど)における全国
    または国際レベルの大会において、上位に入賞し、かつその活動団体において指導的役割を果たしたこと。
    (※新型コロナウイルスの影響を考慮し、2020年4月以降の実績については都道府県レベルの大会でも可)
    条件b:高校在学中に、その他の課外活動の分野で指導的役割を果たし、目覚ましい実績を挙げたこと。
    条件c:高校在学中に、ボランティア活動、校外活動の団体で指導的役割を果たし、目覚ましい実績を挙げたこと。
    条件d:高校在学中に、日商簿記1級を取得し、校内の活動において指導的役割を果たしたこと。

    ②加えて、次の条件eに該当する者。
    条件e:各種英語検定試験のいずれかにおいて、一定以上のスコアを取得していること。
  • 資格Ⅲ・・・各種英語検定試験のいずれかにおいて、一定以上のスコアを取得していること。
    または、英語に関する全国大会・国際大会等(英語ディベート大会、模擬国連大会など)で、極めて優秀な成績を収めた者。
≪方式B≫
  • 国際バカロレア資格を授与(授与見込みを含む)されたこと。
  • 各種英語検定試験のいずれかにおいて、一定以上のスコアを取得していること。または、英語に関する全国大会・国際大会等(英語ディベート大会、模擬国連大会など)で、極めて優秀な成績を収めた者。

■一次選考について

≪方式A≫
一次選考は、出願書類による書類審査になります。

主な出願書類

  • 入学志願票
  • 志望理由書(2,000字程度)
  • 調査書
  • 活動報告書
  • 資格証明書
≪方式B≫
一次選考は、出願書類による書類審査になります。

主な出願書類

  • 入学志願票
  • 志望理由書(2,000字程度)
  • IB Diploma
  • 活動報告書
  • 資格証明書

■二次選考について

二次選考は試験場で実施され、学科・専修ごとに実施内容に違いがあります。

≪方式A≫
  • 「資格Ⅰ・Ⅱ」で出願する場合
    「面接試験」のみが実施されます。面接試験では、英語で質問される場合があります。
  • 「資格Ⅲ」で出願する場合
    「面接試験」と「小論文試験」が実施されます。小論文試験では、課題文が与えられた上で、文章の要約や自分の意見の論述が求められます(経営学以外の内容の問題も出題されます)。面接試験では、英語で質問される場合があります。
≪方式B≫
「面接試験」と「小論文試験」が実施されます。小論文試験では、課題文が与えられた上で、文章の要約や自分の意見の論述が求められます(経営学以外の内容の問題も出題されます)。面接試験では、英語で質問される場合があります。

2.経営学部自由選抜入試の対策ポイント

ここからは、そんな経営学部自由選抜入試のポイントについてご紹介します。

・出願には高いレベルの「実績」が必要

経営学部自由選抜入試では、方式や資格ごとに条件はさまざまですが、総じて高校在学中にかなり高いレベルの実績をつくっていることが出願要件になっています。いずれも一朝一夕でつくることのできるものではありませんから、小中学生のうちから継続して努力していることなど、「誰にも負けない武器」を持っている人がチャレンジできる入試と言えます。

一方で、全国レベルの成績が「出願要件」になっているということは、合格/不合格を競う受験生はいずれも同じような実績を持っており、それだけはなかなか差がつきません。誰にも負けない武器を持ったうえで、その経験も踏まえて、志望理由を作り込み、小論文や面接対策もしっかり取り組むことが求められます。

・経営に関する知識だけでなく、幅広い教養を身に付けよう

志望理由をつくり込む上でも、経営学に関する基本的な知識を身に付けることは必須ですが、それだけなく、社会問題などに関する教養を幅広く身に付けることをおすすめします。「小論文」試験では、経営学に関するテーマが直接問われるというよりは、広く教養を問う問題が出題される傾向にあります。面接でも、時事的な質問が投げかけられる可能性は考えられますから、領域を絞らずに、新聞や新書などでさまざまな社会問題に触れて、知識の幅を広げておくことを推奨します。

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