受験合格に向けた効果的な目標とスケジュールの立て方は？

以前の記事でも書きましたが、体調を管理する、つまり体を休めるタイミングを作るためにもスケジュールをしっかりと立てる、ということは役立ちます。
いつ勉強して、いつ休み、いつの試験でどの程度点数を取り、合格にたどり着くのか。
すべてスケジュール管理することで、目標に向かって着実に進めるようになります。

今回は例を挙げてポイントに注目してみていきます。
ぜひ参考にしてください！

目標を達成するためのスケジューリング

ポイントは3点です。

1. 目標を明確にする
2. 目標までの道筋を細分化し、カレンダーに落とし込む
3. 定期的に振り返りをする

まず1つ目の「目標を明確にする」

目標を明確にすることは自分の現状と達成するまでの距離を測るために必要です。
そのため、ざっくりと「○○大学合格」というのもいいですが、もう少し明確に「試験ではどの程度取らなければならない」「各教科これだけ必要」など、具体的になればなるほどいいですね。
「受験」という面だけ考えると、もしかしたら難しいかもしれませんが（何点取れば絶対合格ではないですし）、受験に限らず目標の明確化は自分と目標との距離をつかむためには重要、ということは覚えてもらいたいです。

2つ目は「目標までの道筋を細分化し、カレンダーに落とし込む」

目標が明確になったら、そこに向かうまでの道筋をできる限り細分化し、カレンダーに書き込んでいきます。
カレンダーに書き込むのは目標までの道のりを見える化するためです。
「何日の模試で何点取る」という大きな目標だけではなく、この場合は「そのために○日の何時～何時まで英単語をやってどこまで進める」といったような、より具体的な行動を書いていくことがおススメです。
具体的に行動を書くことで最終的なゴールに向かうイメージが湧きますし、そもそもそれが効果的なものかも分析しやすくなります。
一番良いのは1週間や1か月のカレンダーの朝から夜までの時間をすべて書き出すことですね、毎日の予定を立てればそれ通りに進まなかった時に修正がしやすくなります。

最後、3つ目は「定期的に振り返りをする」

目標を立て、それに向けた詳細な行動をカレンダーに書いたら、進捗状況を定期的にチェックします。
定期的な振り返りは本当に目標に進んでいるかを分析するために必要です。
目標がどこで、それに向かって今どの程度進んでいるのか、予定ではどれだけ模試で点数を取る予定だったけど実際はどうか、そもそもカレンダー通り進んでいるのか。
必要に応じて先生に見てもらい、目標や具体的な行動の修正をしていきましょう。

さて、3つのポイントに注目しながら目標とスケジュールの立て方について見てきました。

基本的なことが多かったですが、スケジュール管理をする上では大切なポイントになります。

しかし、今まで「志望校に受かる」という目標を例にして見てきましたが、実はもっと大切なのは大学に入ったら自分が何をしたいか、言ってしまえばどんな人生を歩みたいかです。
モチベーションアカデミアのメッセージの一つでもありますが、大学受験だけではなく、それを通過点として自分の人生をどう作っていくか。
そのためにどういった大学・学部を目標に進んでいくか、ぜひ自問したり先生と話したりする中で考えてみてください！